Blog

やりたい放題 書き記す

No.72

明けましておめでとう御座いました

気が付いたら三が日終わるんだから怖いよね。

『Cyberpunk 2077』のコーポ♀Vで仮初の自由を完走してきました。
以下、ネタバレ乾燥した完走語りになります。

ストキ♀Vではソングバードルートだったので、コーポ♀Vではリードルートをやってきました。

取り敢えず最初に言いたいのは、<strong>突然ホラゲー要素を突っ込んでくるなと</strong>。マジでつらかった。
4回くらいチクッとされました。お前はメトロイドドレッドのエミーかと。1フレ回避させろ。
ホラー要素が得意じゃないんですよ。シンプルにストレスなので。最初から分かっててやる分には構わないんですが。
あとFPS視点で追いかけっこは単純に操作がしんどいしやっぱりストレス。もうやりたくないお…。

こっちのルートだとソングバードちゃんについて深堀りがされるの、悪魔ルートにおけるヨリノブみてぇだなと。
ソングバードちゃんを殺すか生かすか、両方やりましたが私は殺すルートのが選択に納得出来ると思いました。
あそこまで何もかもをボロボロにしてしまった彼女が、最期に何もかもから自由になれるのであれば、それが彼女の望みだったし、Vにはそうする責任があったと思ったので。
殺したことでマイヤーズにVを助けてもらえるとは全く思ってないけど、何かもうそういう事じゃないねん…筋を通せるかどうかって話やねん…。
(マイヤーズのクソコーポ仕草ほんま…マイヤーズに対するヘイトが鰻登りで逆に感心すら覚えましたねぇ!!!!)
ソングバードちゃんに対して同情はするけど、自分の選択が招いた結果というか…うーん…。
ネットウォッチに捕まってたら同じように駒になってたかもしれないけど、少なくともブラックウォールに接触させるような事はさせなかっただろうし、まだ扱いは良かったかもしれない。
どっちみち、ネットウォッチに捕らえられる前にFIAが消してたかもしれないか。うーんリードがソングバードちゃんの元に来た時点で詰んでる。

2ルートを回収してソングバードちゃんとリードに対して、最終的な結論が出まして。

ソングバードちゃんのやってる事って、本編のVのやってることを第三者視点で見せられているようで、きっついなぁと。
Vもソングバードちゃんにあーだーこーだ言ってるけど、人のこと言えなくない…?本編ラストのルートによっては仲間を沢山失うし、そもそも今までも失いまくってきてるし。
ある意味、Vが今までやってきたことと、これからやるであろう事(アラサカカチコミ)について冷静に見つめ直せたなと。
だからこそ、ソングバードちゃんを月に送り出すっていう選択も取れるんだろうな。Vと同じように足掻いてるから。
同情じゃなくて、これをやり遂げないとVもRelicの問題にかたを付けられないんだと。なので私はソングバードルートで月に送る選択が一番納得出来ました。

リードに対しては、やっぱりFIAという殻を破ってほしかった。その殻を被る気概が無くてソングバードちゃんを助けられると思ってるのが嫌だなって思いました。
いつも自分のせいだって悔いている割には言動にその償いが出ているように見えなかった(めちゃくちゃ辛辣)
マイヤーズに不信感を抱いているのに、その支配下であるFIAに対しては信頼をしているのは一体どういう心情なんだよ…お前が分からないよリード…。
というかリードはソングバードちゃんを『助ける』の意味を履き違えている。分かっててやってるのかな…やっぱり生きていればそれで良い…のか…。
適切な治療は勿論、彼女の一番の助けはFIAから完全に離れる事だったんだろうと。責任感じてるならそれを自分の人生掛けて助けてやってや…。
結構言っちゃってはいるけど、リードの事が嫌いな訳ではないです。ただ考えが合わねえなってだけです。

コーポ♀Vで本編の死神ルートに行きたくて、ジョニーとの友好度をマックスにしてたんですが。
塔エンドのAV内での会話がめちゃくちゃしんどくて普通に泣いた。
最後の最後でVの本名を呼んで良い一日だったなで締めくくるのは辛すぎるだろ。死を受け入れるな。ジョニー・シルヴァーハンドの物語を湿っぽく終わらすな。
ストキ♀Vで挑んだ時は、友好度が低過ぎてめちゃくちゃ喧嘩して終わったのでそれはそれでしんどかったけど。違うだろ。ジョニー。なぁ。
最期のお願い、Vらしく居続けてくれ的な事を言うのもさ、戦い続けろとは言わないんだな。戦えなくなる事を予感してたのかな。
戦えなくなったVのVらしさってなんだろうな…。

うちのコーポ♀Vは誰ともロマンスしてないので、手術を終えた後に見た夢でヴィクとタケムラおじさんの言葉がリフレインしてましたが。
やっぱりVにとってタケムラおじさんの存在って辛い時の拠り所になる程度には思うところあったんだなって思ってちょっと切なくなりました。
エヴリンが酷い目に遭った時に、ジュディとの会話をリフレインしていたのと同じように。
(今回はEDのタケムラおじさんのボイスメールでお顔を拝見出来ました)

実はストキ♀Vのデータだと、デラマンくん関連のジョブ失敗してたので、デラマンくんとの会話が自我を獲得してないパターンのでした。
で、コーポ♀Vのデータではデラマンくんを統合したルートだったので、デラマンくんがコーポ♀Vの事を覚えていてまた泣いた。
ヴィクに贈るお酒、デラマンくんが選んでくれたんだね…可愛いね…なんでロマンス無いんですか?????
Vが居なくなった後、ガレージに籠もってるのもつまらなくなって前みたいにお客さんを乗せてナイトシティをブラついてたとか、どういう気持ちで居たんだろうな…ごめんな…。
でもVがナイトシティに戻ってきた時に嬉しがってくれたの、とても救われたよ。有難う。

塔エンドを迎えるのが2回目だからというのはあるけど、うちのコーポ♀Vでこの結末を迎えるのはそんなに悪くないんじゃないかなって思いました。
うちのコーポ♀Vなら、ナイトシティじゃなくても生きていける。寧ろこれでナイトシティという街や元アラサカのコーポという呪縛から開放されたんだと思う。
自分にも昔はヤンチャしてた時期があってね…っていうやつ。いずれそうやって回顧出来るんじゃないかなと。
ミスティに助言されたとおりラングレーで事務職やって、しばらくしてまた別の地で過ごすかもしれないし、過ごさないかもしれない。

ただ、うちのストキ♀Vに対して改めて思ったけど、彼女はナイトシティという街に固執しているので、塔エンド後はとてつもない絶望に叩きのめされていると思う。
彼女は太陽を掴む人間で、伝説として死ぬ直前まで辺りを照らし続けなきゃいけない。照らし続ける事なく生きる事は意味をなさないから。メジャーリーグを目指す事はそういう事だと彼女は思ってる。
クロームやインプラントを駆使して戦う以外の生き方を知らないし、それを知る余裕が無いほど常に必死に足掻いているのがうちのストキ♀Vなので。

ロールプレイが違うとこうもエンディングの味わい方が変わってくるの、本当に凄いなぁって改めて思いました。
描きたいネタがポツポツ浮かんできた気がするので、ぼちぼちネタをもう一度こねくり回してこようと思います。
最高の体験を有難うCD Project RED…。畳む


#Cyberpunk2077

感想 ゲーム

TOP

HOME